今年のiPhone選びは「大きい方か小さい方か」だけでは決まりません。広げて二つのアプリを使うならDuo、持ち運びなら18 Pro、大画面と撮影を両立するならPro Max。いちばん高いDuoが、すべての人にとって上位ではありません。
僕なら、スマホで何をするかが今までと変わらないならPro系を軸にします。Duoを選ぶのは、画面を開くことで毎日の作業を変えたい時。ここを分けると、高い買い物でも判断しやすくなります。
2026年9月12日時点、日本向けモデルの公式価格・仕様を比較します。発売前のため、持ちやすさや実際の電池持ちについては公称値からの見立てです。
30秒で分かる選び方
- Duo:7.6インチに広がる画面とSplit View。256GBは364,800円。
- 18 Pro:6.3インチ・211g。256GBは219,800円。
- Pro Max:6.9インチ・249g。256GBは239,800円。
- カメラ優先ならPro系。Duoには同じ独立望遠カメラがない。
- DuoのApple Pencil(USB-C)は年内対応予定。今すぐ使える前提で選ばない。
価格の出典:Apple Duo購入ページ、Pro購入ページ。下取り・MNP割引を含まない税込価格です。
Duoとの差額は14万5,000円、Maxからでも12万5,000円
同じ256GBで比べると、DuoはProより145,000円、Maxより125,000円高くなります。単に少し大きい画面へ変更する、という額ではないですね。

| Apple価格・税込 | 256GB | 512GB |
|---|---|---|
| 18 Pro | 219,800円 | 254,800円 |
| Pro Max | 239,800円 | 274,800円 |
| Duo | 364,800円 | 399,800円 |
全モデルに1TB・2TBもあります。容量が必要なら、Duoの最小容量とProの大容量を比べる考え方もあり。まず本体の形を選び、その後で容量を決めるだけが正解ではありません。
18 Pro/Pro Maxは、キャリアの返却プログラムで一定期間の負担を抑える選び方もあります。ただし、端末を手元に残せるAppleの一括価格とは別の比較です。MNP・返却時期・利用料・次回の買替え条件を揃えた金額は、Apple・キャリア価格比較で確認してください。
価格差を払う理由は「最上位だから」ではなく、広げた画面で何をするかです。ケースや保証も加わるので、月々の支払い表示より総額で予算を置きたいところです。
携帯性は、画面のインチ数より閉じた寸法を見る
| 本体 | 重量 | 幅・厚さ |
|---|---|---|
| 18 Pro | 211g | 71.9・8.75mm |
| Pro Max | 249g | 78.0・8.75mm |
| Duo(閉) | 254g | 84.1・11.3mm |
DuoとMaxの重さは5g差ですが、形は別物です。Duoは高さ117.8mmと短く、幅と厚さはMaxより大きい。Maxは高さ163.4mm。重さが近いから握り心地も同じ、と考えない方がよさそうです。
Proは150mmの高さと211g。片手でさっと連絡する、ポケットから頻繁に出す、撮影しながら長く持つ。こうした使い方なら、小さめのProが素直な候補になります。さらにケース分の厚さと重量も加わります。
Duoの画面は「大きく見る」だけでなく「並べて使う」
Proは6.3インチ、Maxは6.9インチ。Duoは閉じて5.4インチ、開いて7.6インチです。いずれもOLED・最大120HzのProMotionですが、画面の比率が違うので、対角インチだけで動画の表示面積を比べるのは不十分です。
Duoでは二つのアプリを並べるSplit Viewや、Safariの二つのウインドウを使えます。資料を見ながらメモする、条件を見比べる。そこに、Pro Maxの大きな一画面とは異なる価値があります。Apple発表
一方で、大きな文字でニュースを読めれば十分なら、開閉不要のMaxも魅力。すべてのアプリが同じようにDuoへ最適化されるとは限らないので、仕事で必須のアプリは個別に確認したいです。

カメラはPro系が別の強みを持つ
| 撮影の違い | Duo | Pro/Max |
|---|---|---|
| メイン | 48MP・F1.6 | 48MP・可変絞り |
| 超広角 | 48MP | 48MP |
| 独立望遠 | なし | 48MP・4倍 |
| 光学品質ズーム | 2倍 | 8倍まで |
出典:Duo仕様、Pro仕様。2倍・8倍の光学品質撮影と、独立した望遠レンズの倍率は区別しています。
遠くの被写体を撮る、絞りを変えて表現を選ぶならPro系に理由があります。ProとMaxのカメラは共通なので、撮影機能のためだけにMaxへ上げる必要はありません。
両系統ともメインで最大4K・120fpsのドルビービジョン動画に対応しますが、動画の記録形式やプロ向け機能まで同じとは限りません。撮影後に大画面で確認したいことと、欲しい撮影機能は分けて選ぶ方が失敗しにくいと思います。
電池の比較はDuoの内画面を使う時間が鍵
| Apple公称ビデオ再生 | 最大時間 |
|---|---|
| 18 Pro | 36時間 |
| Pro Max | 45時間 |
| Duo・外画面 | 44時間 |
| Duo・内画面 | 31時間 |
これは普段使いの持続時間ではありません。画面の使い方、通信、ゲーム、撮影で変化します。Pro仕様、Duo仕様
「Duoは44時間だからMaxとほぼ同じ」とだけ見るのは避けたいところ。Duoの目的が内画面での作業なら、31時間という公称値も含めて考えます。充電する機会が少なく、動画視聴を長く続けたいなら、Maxは有力です。
操作、ペン、長く使う不安も選び方に入れる
DuoはサイドボタンのTouch ID、Pro系はFace ID。どちらが常に便利というより、指で触れる操作と顔を向ける操作のどちらに慣れているかです。チップは共通のA20 Proで、最高価格だけが処理性能を選ぶ理由にはなりません。
DuoのApple Pencil(USB-C)は年内対応予定。メモや書類への注釈を目当てにするなら魅力がありますが、利用開始時期とアプリの対応を確認してから判断したいです。
初代Duoの長期耐久性や数年後の下取り額は、発売前には分かりません。IP68を備えていても落下やすべての損傷を保証するものではなく、ケース・保証・修理時の負担を含めて考えましょう。
Duoの純正ケースは14,800円、フォリオは24,800円。Pro系も専用の対応ケースが必要です。数年使う予定なら「購入時に払えるか」だけでなく、破損した時に修理を選べる予算かまで見ておくと安心です。
Duo/Pro/Max、僕ならこう分けます
Duoがおすすめなのは、Apple環境で作業を広げたい人
資料とメモ、二つのWebページを外でも並べたい。しかも、普段使うApple環境を維持したい。そんな人は、価格差と初代の不確実性を受け入れる理由があります。ペンだけが目的なら、提供後の確認を待ってもいいと思います。
18 Proがおすすめなのは、撮影と携帯性を優先する人
望遠などの撮影機能は欲しいけれど、重さと本体サイズをできるだけ抑えたい人。画面を広げる具体的な用途がないなら、僕はこちらを基準に考えます。
Pro Maxがおすすめなのは、開かず大画面を使いたい人
大きな表示と公称の電池持ちを優先し、Proのカメラを使いたい人。折りたたみの開閉を生活に増やしたくないなら、Duoより安いMaxを選ぶのも納得できる判断です。
形を選んでから、購入条件を確認する
Duoは10月16日21時予約開始、10月23日発売。Pro系とは購入時期も違います。Duoを選ぶならAppleの仕様と保証条件を、Pro系に決めたなら購入先ごとの総額と返却条件を見てください。
iPhone 18 ProのApple・キャリア価格を比較する
よくある疑問
DuoはPro Maxの完全な上位?
違います。大画面の使い方に特徴がありますが、カメラ構成、形、電池の条件が異なります。
ProとMaxで写真のために選び分ける必要はある?
カメラ仕様は共通です。画面の大きさ、電池、持ち運びを基準に選べます。詳しくはProとMaxの比較で整理しています。
数年使うならDuoがお得?
使用年数だけで決まりません。価格差を毎日の使い方で納得できるか、修理や保証の負担を受け入れられるかで判断したいです。将来の売却額を保証することはできません。


コメント