来年2017年に発売されると噂のiPhone8(iPhone7s?)ですが、背面もガラス素材が採用される可能性があるそうです。ガラス素材を採用されることにより、何が起こるのか考えてみました。
iPhone8はガラスデザイン?
iPhone8のデザインについて、KGI証券アナリストMing-Chi Kuo氏が「ガラス素材採用」と「ワイヤレス充電に対応」と報告しているそうです。
src/via:macrumors.com、(2)
全体がガラス素材となるデメリット
重量の増加
ガラス素材になると質感、光沢感が増すことにより、高級感が出やすくなる印象。ただ、ガラス自体アルミなどに比べ重量が出やすいので、重くなる可能性が大です。
重量増加に伴い、バックライト不要の有機ELディスプレイを採用する可能性も指摘されていますが、有機EL=発色が綺麗だが焼きつく、というイメージがついているので、耐久性に疑問が残るところ。
耐衝撃性の低下
多くのスマートフォンでは、ディスプレイにガラス素材を採用していると思います。(採用していないスマホがあるのか?)「ゴリラガラス」って聞いたことがある方も多いと思いますが、都度改善されており、今では「ゴリラガラス5」まで出ているようです。最新は耐衝撃、摩耗性も従来のモデルより性能がアップしているとのことですが、ガラスには違はないので、割れてしまったら終わりです。メタル素材だと、凹みなどで済むので、なんとか使い続けることは可能ですが、この辺をどの程度改善していくるか、注目ですね。
全体がガラス素材となるメリット
デザイン変化
先にも述べた通り、ガラス素材になると視覚的に質感が向上したように思います。背面ガラス素材のスマホは今では多く存在していますよね。例えばSONYのXperia Zシリーズ。Z5まではディスプレイ、背面両方にガラス素材を採用しており、非常に高級感がありました。(実際高かったですけど)
iPhoneシリーズでいうとiPhone4シリーズで背面ガラスだったかと思いますが、そのデザインに戻す感じでしょうか。現在の技術でガラス素材化したiPhone8はみてみたい気がします。
電波干渉の低減
もう一つは電波干渉によるデータ通信速度、品質の向上に期待が持てる点でしょうか。メタル素材を採用しているiPhoneシリーズも、一部をプラにすることにより、電波干渉の低減を図ってきたと思います。それが露骨にデザインに反映されたのがiPhone6シリーズ。いわゆるDラインという部分ですが、こういった影響がガラス素材を採用することで改善される可能性があります。デザイン的にXperiaに寄る感じになりそうですね。なんとか差別化して欲しいところ。
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