PepperLa様より、スマホでVR体験できるTurataブランドの3D VRゴーグル(XN101)を格安でご提供いただいたのでレビューしたいと思います。
Turata 3D VR ゴーグル
ではTurata 3D VRゴーグルを開封していきたいと思います。
開封の儀
パッケージはこんな感じ。一見3D VRゴーグルが入っているようには見えないです。
残念なことに、Amaonから送られてきた本製品ですが、パッケージが崩れている箇所がありました。
(内容物(レンズ用クロス)も粘着部に挟まっていたので、パッケージング段階で荒があったようです)
ま、中身に関しては、次の通り不良品はなかったので良しとしましょう。
こちらが同梱品です。
謎のステッカーは5種類。なんとも独特なものになっています。
これは3D VRゴーグルに貼れ!ということでしょうか・・・??
説明書はすべて日本語表記。
てっきり中華、もしくは英語かとお思いましたが、日本語だったので、親切でした。
本体レビュー
では本体を見ていきましょう。
汎用型スマホ用VRに多い、左右上の3点式のゴムでゴーグルを固定します。
装着部分はこんな感じ。両目用のレンズがあり、それを覗き込む形で装着します。
スマホを装着する際は、ゴーグル本体の上部にボタンがあるので、それを押すと、
そこにスマホを載せます。
YouTubeにあるVR動画を再生して、画面中央の線をゴーグル中心にある遮蔽壁?にそわせる形でスマホをセット。
そのまま蓋を閉じます。
一応装着面にはスポンジ素材の滑り止めが付いているので、そっと装着すればずれることはないと思います。
ゴーグル装着部周辺はヘッドホンのようなクッション素材でできており、肌あたりは特に問題ないです。
鼻の部分は窪んでいるため、余程鼻が高い人でない場合、接触することはないと思います。
ただ大きめにくり抜かれているが為に、若干光漏れが気になりました。
イヤホンはどう装着するか、というと、↑の隙間からケーブルが出るよう、先にスマホにイヤホンをセットした状態で、ゴーグルにセットする必要があります。
イヤホンを接続するとこんな感じ。
使ってみた感想
さて、肝心の使用感について述べていきたいと思います。
まず、つけ心地ですが、YouTube、dTVで5分程度のVR動画を再生したところ、終わった頃には少し目の周りが汗ばんでいました。
VRの宿命だと思いますが、どうしても熱がこもってしまいます。これは仕方ないと思います。
重量感に関してですが、試したスマホ(iPhone6s,Xperia Z5 Premium)だと、目先5〜10㎝先に150gの機械がぶら下がるわけですから、どうしても重心が前のめりになります。
ただ、そこまで不快感があるわけではなく、椅子などを持たれかかって、やや上を見ると少し楽になりました。(要は慣れのレベルかと。ただし長時間だとちょっときついかも)
VR動画の立体視、に関してですが、試した動画サービス(YouTube,dTV)の限界か、「自分がそこにいるかのような臨場感」をすごく感じるほどかというと、そこまでは至らないといった印象です。
これは、動画自体の高解像度化が必要な点と、スマホ側のフレッシュレートが足りない点があるため、この製品がどうこうという話ではないですけど、PS VRと比べてはいけない製品であるのは確か、です。
あと、スマホをはめ込むタイプのゴーグル共通だと思いますが、目の前にスマホがあるわけなので、操作ができません。(dTV VRなどのアプリだと頭を動かすことで簡易的な操作は可能ですが、現実的ではないと感じました)
なので別途リモコンを付属しておいてもらえると嬉しかったです。
また、有線ヤホンを使用できるのは非常に良いのですが、スマホを装着→イヤホンを装着→ゴーグルを装着する際にイヤホンのケーブルを常に意識しないといけなくなるので、別途Bluetooth対応のヘッドセットを用意する方がいいと思います。(できればランニング対応のものがいいですよ)
一応試したYouTube動画を以下に貼っておきます。(女性の部屋に滞在してる体験ができる動画もありましたが、ちょっと刺激が強いと思いましたので貼りません・・・w)
個人的にはブラックホールの近くを通る動画が、映画「インターステラー」のブラックホールに落ちるシーンを体験できて、おもしろかったです(というか怖かった・・・)
あ、付属のイヤホンですが、音がスカスカで篭りまくりなので、これはなくてもいいですw
まとめ
この製品に限らず、となってしまいますが、お手軽価格で、かつ手元にあるスマホで3D,VR体験をしてみたい、と言う方にはぴったりな製品だと思います。
PS VRと比べるには少し酷ですが、「VRってどんなものだろう?」「PS VRを買おうか迷ってるけど、近くに体験できる場所がない」などといった人には、手に入れる価値がある製品だと感じました。
番外編
試しに6.44インチディプレイを搭載したXperia Z Ultraを装着してみましたが、サイズオーバーで残念ながら使用不可でした。
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