クラウドファンディングサイト「Makuake」で支援募集しているAeroBandから、どこでもドラムを楽しめるドラムスティック型デバイス「Pocket Drum」とピック型デバイス「Pocket Guitar」が登場!
今回、レビュー機をご提供いただいたので、「AeroBandってなに?」から「AeroBandの使用感」までレビューしたいと思います!
Aero Bandってなに?製品の特徴は?
まず簡単にAeroBandとはなんなのか?特徴と共に纏めたのがこちら。
音楽付きのメンバーを中心に2016年に設立された企業とのこと。製品「Aero Band」は48万ドル越えの支援を受け、既にアメリカでリリース済みと、実績はしっかりとあります。その製品「Aero Band」がMakuakeにて登場という流れです。
<製品「AeroBand」の特徴>
- ドラムスティック型のデバイス「Pocket Drum」と、ピック型の「Pocket Guitar」の2種類で構成
- Pocket Guitarはドラムのハイハットペダル、キックペダルに割り当て可能
- スマホや、タブレットにアプリを入れれば、どこでもドラム、ギター演奏できちゃう
- 専用アプリで人気曲のドラム練習が可能
- 各デバイスはバッテリー駆動で動作(充電はmicroUSB)
といったところ。
Pocket DrumとPocket Guitarとスマホやタブレットがあれば、簡単に演奏が何処でもできちゃう!というのがAero Bandの最大の特徴ですね。
「Pocket Drum」を開封&レビュー
では次は製品をチェックしていきたいと思います。
こちらが製品版のAero Bandのパッケージ。既にアメリカでリリースしているだけあってかなりしっかりとしたパッケージです。横には製品名「POCKET DRUM」裏はこんな感じ。上から蓋が閉じているのではなくて、スライドして開ける方式です。摘みがあるので開けやすい。開けたらすぐに遊び方の説明書とマニュアルが出てきますこのマニュアルですが、全文英語となっています。レビュー機が海外リリースモデルだったからかもしれませんが、日本版では日本語マニュアルになるのかな?
充電用のmicroUSBは付属しています。ACアダプタは同梱していませんので自前のものを使用する必要があります。まぁスマホ持っていたら多分USB変換ACアダプタはあるでしょうから問題ないと思います。なくても100円均一で売っているのでそちらで買いましょう。DRUMMERステッカーも同梱。Pocket Drumを収納するポケットも付属しています。この袋ですが、ちょうど中間に縫い目があり、袋の中でスティック同士がぶつからないように工夫されています。
Pocket Drum本体をチェックしていきます。大きさは30センチ程度と子供にも持たせれるほど短く軽いと思います。
充電はスティックの持ち手側にパッキンがついており、そこから給電する方式。アプリ「Aero Band」をAppStoreやGoogle Play Storeからダウンロードして立ち上げ、Pocket Drumと接続を行います。
電源ボタンは持ち手の丁度親指らへんにあるので、電源は入れやすいですね。
電源をオンにすると、バイブレーションと共に、スティックそれぞれに割り振られたオレンジとブルーが点灯。起動したことがすぐに認識できるようになっています。接続が完了したら、スティックを持って接続デバイスを正面に振れば、振り下ろした位置にあるドラムの音が鳴ります。
接続スピードはiPadで試した限り、すぐに認識するので良好と思います。
「Pocket Guitar」を開封&レビュー
続いて、ピック型のデバイス「Pocket Guitar」をレビューしていきます。
パッケージはかなり小ぶりでこんな感じ。イメージはPocket Drumと同じです。開け方も同じでスライド方式になっています。製品名はPocket Guitarなんですが、最初に特徴で説明した通り、ドラムのハイハットペダルやキックペダルにもなります。パッケージを開けると本体が。なんかスマホの開封する時を思い出します。ピック型なのでサイズは非常に小さいです。残念ながらピックは持っていないので比べられませんが、大きさは同じ程度だと思います。厚みはありますけどね。同梱品はマニュアルとPocket Guitarを収納する袋、ステッカー、ハイハットペダルやキックペダルを使用するときに固定するカバーとなっています。マニュアルはPocket Drumの時と同様英語。カバーと袋はこんな感じ。袋の方は外側に浅めのポケットが付いています。充電はPocket Guitarの上部にあるmicroUSB端子から給電。カバーをつけるとこん感じで、大きさはほぼ変わりません。裏面にこのようなフックがあり、ハイハットペダルやキックペダルとして使用するときに、服や靴、靴下に固定できるようになっています。
電源は側面の中央あたりになるボタンを長押し。接続方法はPocket Drum同様、AeroBandアプリから接続します。接続方法も同じ。接続するとこのように色がオレンジ色に変わります。
Pocket DrumとPocket Guitarはそれぞれ2つずつ、最大4つ同時接続できるようですね。接続できたら、アプリで用意されているコードのボタンをタップして選択し、Pocket Guitarを振れば音が鳴ります。少し慣れが必要ですが、ちゃんとPocket Guitarのリズムに合わせて音を出すことが可能。
こちらはハイハットペダルにPocket Guitarを割り当てた場合の写真。
実際には足に固定しますが、カカトを視点に足先を下に振るような動作をすると、ちゃんと反応して音がなってくれます。やや過敏に反応する場合もあるので、こちらも慣れが必要かなと思います。
実際に使って思ったこと「良かった点」「イマイチな点」
まずイマイチな点から纏めると次の通りでした。
■イマイチな点
- Pocket GuitarとiPhoneの相性が悪い?
- Pocket Drumを使用し続けると叩く位置がずれる場合がある
- AirPods Proと相性悪い
自分の環境だけか分かりませんが、iPhoneとPocket Guitar接続を行っても、音が鳴らない現象が出てしまいました。
iPad Pro 2020で試した限りでは、そのような現象は発生しなかったので、個体差もしくは相性があるのかもしれません。
Pocket Drumの方は、使用を続けていると、思ったところを叩けない、と言った現象が出てしまいました。
ただ、これはPocket Drumの電源ON、OFFとアプリでの再接続をすれば解消できたので、再起動で対処できます。
後、AirPods Proとの相性問題、というかBluetoothとの相性問題といった方がいいでしょうか。おそらくPocket Drum、Pocket Guitar共にBluetoothを使用して接続していると思われますが、これがAirPods Proと干渉しまくりでどちらか接続するとどちらかが接続不安定になってしまいます。
アプリ、デバイスのどちらか、もしくは両方に問題があるのかもしれませんが、AeroBandを使ってドラム、ギター演奏する場合は、Bluetoothオーディオ機器を接続せず、スピーカーから出た音で演奏するか、もしくは接続デバイスに有線でイヤホンを接続して演奏する方が無難だと思います。
続いて良かった点を纏めると次の通りです。
■良かった点
- スマホやタブレットがあれば、自宅、外など場所に制限なくドラムやギター演奏ができる
- アプリ「Aero Band」との接続が早い
- アプリに人気曲が収録されており、ゲーム感覚で練習できてヤル気が続く
- デバイス自体が軽く&バッテリー駆動
音量には気をつける必要がありますが、iPhoneやiPadなどアプリ「Aero Band」に対応したデバイスを持っていたら、Pocket DrumやPocket Guitarをすぐさま接続ができ、何処でも演奏ができるのはすごい点だと思います。
またこのアプリへの接続は早い上、アプリに収録されている曲には日本の邦楽もあり、僕のような「ドラム全く分かりません!」って人にもヤル気を続けさせれる工夫がされており、ドラムを叩いていて楽しかったです。
大人の僕でも楽しいので、お子さん向けのおもちゃとして(は少し高いですが)使うというのもありだと思います。
デバイスを収納できる袋もちゃんと付属しているし、充電には普及しているmicroUSB端子を使用しているので充電環境はいいのではないかと思いました。
(まぁUSB Cが一般化してきているので、充電端子はUSB Cでも良かった気はしますけどね)
まとめ
いかがだったでしょうか。
Aero Bandから日本リリース予定の「Pocket Drum」と「Pocket Guitar」。ありそうでなかったスマート(フォンと繋げれる)デバイスで、叩いて(弾いて)いて楽しいです。
アプリAero Bandには人気曲(米津玄師のLemonなど)なんかも収録されており、難易度選択もできるので、ちゃんとタイミングを合わせれれば音楽と調和できる感覚を味わえ、素人にも楽しめる製品になっていると思います。
今回紹介・レビューしたAero Bandの「Pocket Drum」「Pocket Guitar」はMakuakeにて5/8まで支援募集中です。
記事執筆時点で「Pocket Drum」のみだと20%OFFの16900円から、「Pocket Guitar」2個セットだと24500円から支援可能となっています。(他のバリエーションもあります)
興味ある方は下記ページから支援してみたはいかがでしょうか?
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