11月2日からXperai XZとXperia X Compactは、docomoからはSO-01J、SO-02Jとして、auからはSOV34として、ソフトバンクは601SOとして発売が開始される予定です。
そこでXperia XZとXperia X Compactの純正ケースをソニーストア大阪にて、実際に見てきたのでレビュー、どれが良いか感想を述べたいと思います。
Xperia XZとXperia X Compact用の純正ケースは4種類
まず、今回発売されるSONY Xperiaの純正ケースは、Xperia XZで2種類、Xperia X Compactで2種類、の計4種類となっています。
内容的には以下の通りです。
- Xperia XZ用 「Style Cover Touch(SCTF10)」
- Xperia XZ用 「Style Cover Stand(SCSF10)」
- Xperia X Compact用 「Style Cover Touch(SCTF20)」
- Xperia X Compact用 「Style Cover Touch(SCSF20)」
要するに、スタイルカバータッチというケースと、スタイルカバースタンドの2種類の構成になっているわけです。
Xperia X Performanceの場合は
の4種類構成で販売していました。
4種類から2種類に減った理由としては「対応端末が増えた」からということもあるのでしょうが、スタイルクリアカバーなどのTPUケースは、サードパーティ製だと1000円程度で高品質なもの発売されているので、敢えてSONY純正を選ぶメリット、というのは薄かったのかもしれません。
その中でも特徴的であり、スマホ本体にネイティブ対応されている「フルウィンドウ付きスタイルカバー」と手帳型の「フリップスタイルカバー」の2つに絞り込んで発売するのはいい方向転換だと感じます。
Xperia XZ、X Compact 純正ケースレビュー
では純正ケースの細部をチェックしていきたいと思います。
Xperia XZ用 「Style Cover Touch(SCTF10)」
Style Cover Touchは、手帳型ケースの蓋部分が半透明な素材となっており、カバーを閉じた状態でもアウトカメラ、インカメラにて撮影ができたり、簡易的な画面操作ができるケースとなっています。
カラーはXperia XZと同様でホワイト、ミネラルブラック、フォレストブルー、ピンクの4色展開となっています。
ミネラルブラック(正面)
ミネラルブラック(側面)
電源ボタン部は指紋認証を兼ねているので、大きめに空いています。
ボリュームボタンとシャッターキーはフルカバーされているため、傷つくことはなさそう。
蓋を閉じた状態でも簡易的な操作は可能です。
すりガラス状となっているので、やや画面が見づらくなりますが、Xperia X Performanceの時のウィンドウ付きスタイルカバーよりは見やすく、操作しやすくなっている印象。
インカメラ部分は蓋の方にも穴が空いており、問題なくカバーを閉じた状態で撮影が可能。
ミネラルブラック(底面)
ミネラルブラック(上部)
こちらも底面と同様、カバーはされていません。
フリップ部分とケースの付け根は少しずれています。
少しだけ心配なのは、ここにゴミが溜まるかもという点でしょうか。
ミネラルブラック(内側)
内部はスウェード調の布地となっており、Xperia XZ本体の傷を防止してくれます。
カメラ部分も穴が空いていますね。
ホワイト(背面)
ピンク(正面)
フォレストブルー(内部)
装着したところです。
Xperia XZ用 「Style Cover Stand(SCSF10)」
Style Cover StandはStyle Cover Touch同様、手帳型ケースとなっていますが、ディスプレイ部分を保護している蓋部分は透過素材になっていません。
代わりに表面には高級感のある革調に仕上げられており、手触りも良好でした。
蓋を閉じた状態で操作出来なくても良いという場合は、Style Cover Standもありだと思います。
カラー展開はホワイト、ミネラルブラック、フォレストブルー、ピンクの4色展開。
ホワイト(蓋部分)
ホワイト(内部)
スウェードとなっていません。
ホワイト(側面)
Style Cover Touchと比べ、電源周りはほぼカバーされていません。
ホワイト(スタンド)
蓋部分の内側は滑り止めとなっているので、ずれる心配もありません。
ピンク(背面)
Xperia X Compact用 「Style Cover Touch(SCTF20)」
Xperia XZの「Style Cover Touch」と同様、ディスプレイ部分の蓋が透過素材となっている手帳型ケースです。
カラーの関係上、全体的にポップな仕上がりになっています。
出来ることはXperia XZと変わりありません。
カラー展開はホワイト、ユニバースブラック、ミストブルー、ピンクの4色展開。
以下実際の商品画像となります。
ミストブルー(背面)
ミストブルー(内部)
スウェード調に仕上がっています。
ミストブルー(側面)
ピンク(正面)
ホワイト(側面)
Xperia X Compact用 「Style Cover Touch(SCSF20)」
Xperia XZの「Style Cover Stand」と同様の手帳型ケースです。
こちらも出来ることはXperia XZと変わりありません。
カラー展開はホワイト、ユニバースブラック、ミストブルー、ピンクの4色展開。
以下実際の商品画像となります。
ホワイト(スタンド状態)
本革調になっています。
ユニバースブラック(側面)
ユニバースブラック(底面)
ユニバースブラック(背面)
ユニバースブラック(スタンド状態)ユニバースブラック(内部)
ユニバースブラック(側面)
「SONY」と刻印があります。シックでかっこいいですね。
ミストブルー(内部)
ミストブルー(側面)
ミストブルー(背面)
ミストブルー(カメラ周り拡大)
ミストブルー全体像はこんな感じ。
上下にスピーカー穴があり、グリップ感も良好。
Style Cover Touchの透過率と操作感ってどうなの?
Xperia X Performanceの時にも試しましたが、明るさ最小、中、最大でどの程度カバーを閉じた状態で視認できるか、操作感はどうか確認してみました。
※画面表示されています(明るさ最少)
[明るさ 最小]
[明るさ 中]
[明るさ 最大]
結果はご覧の通り「明るさ最小だとほとんど画面が見えない」状態になります。
室内、屋内が暗い場所なら表示内容が見えるかもしれませんが、明るい場所での実用さはほぼ無いと考えたほうがいいと思います。
また蓋を閉じた状態でのスライプなどですが、此方は思っていたより快適に操作出来ました。
長文の文字入力などは少し厳しいかもしれませんが、簡易的な操作は特に問題ない印象。
実際に触ってみてどれがお勧めか?
個人的にオススメなのは、「Style Cover Touch」(SCTF10,SCTF20)です。
やはり特徴的なのは「フリップ」部分が透過されており、「カバーを閉じたまま操作が可能」という点がオススメする理由です。
サードパーティ製と比べ、純正品は高価になる傾向が強く、この「Style Cover Touch」も例外ではありません。(6000円ほどします)
でもどうせ購入するのなら、サードパーティ製でも出していない特徴的な何かがあったほうが、私はいいと感じます。
Xperia XZを購入予定の人は、純正ケースも視野に入れてケース選びをされてはいかがでしょうか。
実際にソニーストアでは純正ケースの展示が開始されています。
「Style Cover Touch」の蓋を閉じた状態での操作感を試したい場合、SONYストアの店員さんに一声かければ、Xperia XZやXperia X Compactの実機を貸してもらい、純正ケースにセットすることが可能ですので、お近くにソニーストアがある人は、ぜひ一度体験しに行ってみると良いかも。
Xperia XZ用、Xperia X Compact用純正カバーはソニーストアや家電量販店でも取り扱う予定です。
現時点ではソニーストアの商品ページには「カートに入れる」ボタンがありませんが、じきに現れるでしょう。一応以下に商品リンクページを貼っておきますね。
【2016/11/2追記】純正ケースの販売が開始したようです。現時点で「当日出荷」。詳細は以下リンクより。
Xperia XZ用 「Style Cover Touch(SCTF10)」
Xperia XZ用 「Style Cover Stand(SCSF10)」
Xperia X Compact用 「Style Cover Touch(SCTF20)」
Xperia X Compact用 「Style Cover Touch(SCSF20)」
今の所Amazonでは商品ページはありませんが、Xperia X Performanceの時は取り扱っていたので、発売日直前に商品ページができるかもしれませんね。(その時はこのブログ記事へも更新します)
【追記20161129】「Style Cover Touch」ケースはAmazonでも取り扱い開始してます↓
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