RICOHは2017年内に360°撮影可能なTHETAの新型を発売予定と発表しました。スペックなどをチェックしておきます。
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新型THETA 2017のスペック概要
公式ホームページにて新型THETA 2017の仕様が載っています。要約すると、
- 360°4K30fps動画撮影に対応
- 4chマイク搭載で空間音声記録に対応
- 4K 360°のライブストリーミング対応
- Android OSを搭載し、アプリによる機能拡張が可能に。
と言ったところ。
THETA S/SCと何が違うのか。
THETA Sは2015年、THETA SCは2016が発売されました。スペック比較は以下の通り。
製品 | THETA S | THETA SC |
---|---|---|
OS | ー | ー |
サイズ | 44×130×22.9mm | 45.2×130.6×22.9 |
重さ | 約125g | 約102g |
カラー | ブラック | ベージュ,ホワイト,ブルー,ピンク |
有効画素数 | 約1200万画素(×2) | 左同 |
静止画解像度 | 5376×2688 | 左同 |
静止画撮影モード | オート(ノイズ低減、DR補正、HDR),シャッター優先,ISO優先,マニュアル | オート(ノイズ低減、DR補正、HDR,シャッター優先,ISO優先,マニュアル |
撮影機能(静止画) | インターバル撮影,インターバル合成,セルフタイマー,マルチブラケット | インターバル撮影,セルフタイマー |
動画解像度 | 1920×1080(30fps) | 左同 |
連続録画時間 | 25分 | 5分 |
ライブストリーミング | UVC,HDMI | ー |
外部インターフェース | USB,HDMI | USB |
内蔵メモリー | 8GB | 左同 |
src:RICOH
もともとTHETA SとSCは、Sがハイスペックモデル、SCがスタンダードモデル的な立ち位置。SについてはフルHD録画を25分間、ライブストリーミングに対応しているのに対し、動画撮影時間を5分間に、ライブストリーミングやHDMIの搭載省き、1万円ほど価格帯を下げたモデルがSCとなっています。
対応OSはiOS、Android、PCと変わりませんが、動画をメインとしないライトユーザー向けに舵を切っている、といった印象。
THETA Sを後継機種を待ち望んでいた人にとっては去年2016年モデルとなるTHETA SCは少し肩透かしに。
今回THETAの新型が2017年内に発売予定とのことで、最近の動画のトレンドとなる4Kを取り入れてきました。
仕様はまだ確定していないようですが、OSにアンドロイドOSも採用しているようで、アプリによって機能拡張ができるみたい。Androidを搭載するメリットがTHETAシリーズにあるのか、未だイメージが掴めない状態ですが、Androidスマホとの親和性は高まりそう。
まとめ
THETA Sを見送っており、SCにもあまり魅力を感じなかったので、新型THETAの仕様を早く知りたいですね。
新型THETAは4月22日〜27日に開催されるNAB(National Association of Broadcasters)で参考出展とのこと。
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