先月になりますがXperia Ear Duoをソニーストア大阪で体験してきたので装着感やデュアルリスニングの感想を簡易レビューしておきたいと思います。
Xperia Ear Duoの装着感
Xperia Ear Duoは、昨年発売された片耳タイプのXperia Earの両耳Verです。
ソニーは最近、Xperiaブランドでスマートフォン以外の製品を出していっていますが、この製品もそれに類する形です。
Xperia Ear Duoはかなり独特な形状をしており、よくある「耳の上からかけて装着するタイプのイヤホン」ではなく、「耳の下から引っ掛けるタイプのイヤホン」。
ですので装着時は「耳の下から、スライドするように装着」します。
装着しやすいやり方としては、耳たぶを持ちながらすると取り付けしやすいとのことでしたが、慣れが必要だなと感じましたね。
装着着感に関しては、「耳にぶら下げている感」はそれほどなく、耳にしっかり固定できている印象。
首を振ってみてもちょっとやそっとでは落ちそうにありませんでした。
左右ワイヤレスタイプのイヤホンWF-1000Xなどよりは遥かに装着感は良かったです。
メガネなど「耳にかける系」とは干渉しにくい
Xperia Ear Duoは耳の下から装着するイヤホンですが、「耳にかける」タイプのメガネなどと相性が非常にいいです。
イヤホンとメガネがどちらも耳にかけるタイプの物を同時使用していると、耳の上側が非常に痛くなってきまよね？
これがXperia Ear Duoの形状により、耳全体に分散することで痛くなることを塞いでくれます。
まさに「メガネ小僧には最適」と言えるイヤホン。
デュアルリスニングの感想
Xperia Ear Duoの目玉とも言える「デュアルリスニング」ですが、これはなかなか良くて、Xperia Ear Duoを説明してくれているスタッフさんと会話をしつつ、音楽を楽しむことができました。
これはかなり新鮮。
カナル型のデジタルノイズキャンセリング搭載イヤホンなどにある外音取り込み機能の「アンビエントサウンドモード」とは異なり、”圧迫感がなく”外の音とイヤホンからの音を受け入れられます。
まさにこの感覚はXperia Ear Duoでしか味わえないと思います。
肩掛けスピーカーと同様に、もしかしたら他社からもXperia Ear Duoに似た製品が登場するかもしれませんね。
音質嗜好者向けではない
デュアルリスニングを実現するために、耳の穴を塞がないように設計されているXperia Ear Duoですが、やはり弊害もあります。
それは”どうしても音が軽く聞こえてしまう”、”外音と言うノイズも聞こえてしまう”と言う点。
よって、カナル型やオーバーイヤー型ヘッドホンなどと違い、没入感はありません。
むしろ積極的に外音を取り込んでいます。
なので対象となる音だけを聞きたい、音質を追求したいと思っている場合は、Xperia Ear Duoは向いていないと言えます。
どちらかと言うと「SONY 完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-SP700N」の方が向いているでしょう。
音の聞こえ方、音漏れについて
音の聞こえ方としては、左右のやや後方から音が聞こえてくる感じで、重低音に関してはあまり感じられませんでした。
重低音重視のイヤホンを求めている場合は、「音が軽すぎる」と感じてしまうかもしれませんね。
音漏れに関しては、音量をそこまで上げない限りは音漏れもしないと思われます。
スタッフさんと会話をしているときにも、音漏れの確認をしましたが、音量中位では、音漏れしないようです。
よほど静かな空間でない限り音漏れの心配はしなくてもいいと思います。
タッチ操作やジェスチャー操作について
Xperia Ear Duoでは、本体でのタッチによる操作方法と、ジェスチャーによる操作方法、２通りあります。
タッチにより操作ですが、力加減が分からず、気持ち程度押し込むくらいのイメージでタッチやスライドをすると操作しやすくなりました。ややコツがいる、と言う感じです。
ジェスチャー操作ですが、首を横に振る、縦に振る、など首振り運動により音楽の再生や停止などの操作が出来ます。
ただこのジェスチャー操作に関しては、「ただ単に横を見たとき」など些細にな動作時にも反応してしまい、やや過敏な印象です。こちらもコツがいるのかもしれませんが、僕がXperia Ear Duoを使用する際は、おそらくジェスチャー操作はOFFにすると思います。
ソフトウェアアップデートで改善してくれると良いのですがね〜。
【重要】Amazonで安く手に入れれる
発売されてもないXperia Ear Duoですが、早くも価格が下落しています。
定価が29880円（税抜）ですが、Amazonだと税込26,514円からさらに2651ポイント還元により9000円近くも安くなります。
購入を考えている人はAmazonから購入を考えたほうがいいかも。
ソニーの保証をつけたい場合などはソニーストア
から購入するのも良いですね。
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