今年2月に発表されたSONYのフラグシップモデル「Xperia XZ2」シリーズ。
Xperia XZ2とXperia XZ2 Premiumには、新機能として「ダイナミックバイブレーション」が搭載されています。
実際に実機で試してみたので率直な感想を書いておきます!
ダイナミックバイブレーションは良かったのか?
ソニーモバイルの説明には新機能のダイナミックバイブレーションとは、以下の通り説明がされています。
ソニー独自のサウンド解析技術により、ミュージックビデオの音やゲーム上のアクションに合わせてXperiaが振動します。映像と音に振動が加わることで、まるでその場にいるような臨場感を感じられます。Src:sony mobile.com
各所メディアでのレビューやインタビュー記事を見る限り、Youtubeなど動画にも適用可能ということで、映像系の動作をする際は大部分に対応できているように思います。
んで、実機で体験したところ、Youtubeで公開されているミュージック系の動画を鑑賞中、「ダイナミックバイブレーションをONにしますか?」というダイアログが出てONにすることができ、音楽と共にリズミカルなバイブレーションが鳴り始めます。
ここまでは「お!いいやん」と思ったのですが、しばらく鑑賞しているうちにあることに気づきました。
リズムに乗り切れていない
そうなんです、映像と音楽とバイブレーションが地味にシンクロしていない気がするんです。
たしかに聞いていると、映像と音楽とバイブがぴったり合うシーンがあるんですが、それよりも圧倒的に合わないところが多い。
ただ「激しさが増したバイブレーションがほぼ一定のリズムで鳴り続けている」といった印象が残り続けるのみ・・・
繊細なバイブレーション感にも期待していたのですが、「強力なバイブレーションを搭載した」だけ感も…
一番シンクロしているなと感じたのは、Youtubeで公開している花火の動画でしたね。
全く花火が打ち上がっていないときはバイブせず、激しく打ち上げられているところではバイブ鳴りっぱなし、って感じ。
着眼点がいいのにいつも詰めが甘い…
SONY全体に言える気がするんですが、面白い機能を発表したりして、最初は興味をそそられるんですが、実際に試して見ると「ほ〜。で?」となることがけっこうあります。
ダイナミックバイブレーションに関しても、もっと映像と音楽とバイブレーションが連動(シンクロ)していれば、よりもっと楽しめるはず、なんですが、なんとも詰めが甘いというの、「とにかく惜しい!」という感想に終始。
4Kディスプレイを搭載した「Xperia XZ2 Premium」などのPremiumシリーズなんかも、Z5 Premiumが登場した当時から言っていますが、「なんでVRに対応しないんだ!」と思っているのとおなじ類の疑問を持っちゃいますね…。
ソフトウェア更新できるなら改善に期待
現時点で発売日まで時間があるので、なんとしてもブラッシュアップしてほしいですね〜。
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