今回モバイルモニター「Okdo 3.5 mmヘッドホン HCIV15602 モニタ HCIV15601 HDMI」をご提供いただいたので使ってみてよかった所とイマイチ所をレビューしたいと思います。
このモニターは本体にも内蔵されている電源ス
(本記事はRSさんとのコラボ記事です)
Okdo「HCIV15602 モニタ」スペック
簡単にスペックからチェックします。
spec | HCIV15601 |
---|---|
画面サイズ | 15.6インチ |
最大解像度 | 1920 x 1080 Pixels |
画面タイプ | LCD |
ビデオ接続タイプ | HDMI |
タッチスクリーン | なし |
オーディオ接続タイプ | 3.5 mmヘッドホン |
カラー | Black |
スピーカー内蔵 | あり |
フルHDのIPS液晶を搭載する15.6インチのモバイルモニターで、入力端子はHDMIとUSB Type-Cの2系統。タッチスクリーンはなしで、3.5mmイヤホンジャックとスピーカーを搭載しており、カラーはブラック1色となっています。
バッテリーは搭載していないため、外部から電力を供給し動作するモデルになります。
Okdo「HCIV15602 モニタ」商品外観レビュー
では商品を細かくチェックしていきます。
梱包はこんな感じでビニールに包まれて届きました。(緩衝材等は無い)
パッケージ。紙素材でできた梱包材となっています。スペックは前述通り。
背面にはゼルダのイメージ画像が!
同梱物はモニターおよびUSBType-Cケーブル、Type-AtoCケーブル、miniHDMI to HDMIケーブル、スタンド、説明書です。説明書は中国語と英語だけなので、翻訳は必要そうですね。
ケーブル類。
miniHDMIケーブルが同梱されているので、フルサイズHDMI端末とすぐに接続できるのは良いですね。スタンドはプラスチック素材。全開まで開くと130°くらいまで開きます。
続いてモニター本体をチェック。背面にはVESA規格に対応したネジ穴があるので、モニターアームなどに取り付けることも可能そうです。
ディスプレイ側にはビニールで傷防止がされています。
ペリペリを剥がしたらアンチグレア加工のされたディスプレイが。グレア加工だと反射が気になりますが、アンチグレアなので映り込みが少なそうですね。全体的にベゼルは細い方ですが、ディスプレイとベゼル部分は段差あり。下部の方はやや太めのベゼルがあります。全体的に小型テレビ見たいな印象。
左側面にはmini HDMI、USB Type-Cと電源供給用USB Type-Cがあります。
反対側には電源(入力切り替え)ボタン、音量や明るさ調整用のスイッチ、USB Type-C端子、3.5mm イヤホンジャックがあります。
全体的に薄型、軽量なので持ち運びには十分な形状。プラスチック素材なので、堅牢性はそれほど無いと思います。落下等には注意したほうがいいでしょうね。
色々な機器で接続テストしてみた
Galaxy Z Fold4
Samsung Dexモードが動作するか検証してみました。
結果は問題なく起動、動作します。
また電源は別途不要で、Galaxy Z Fold4のUSB Type-C接続のみで動作できるので、ケーブル一本持っていくだけで非常にいいですね。
明るさを調整する際に一時切断される現象が出たりしたので、バッテリーを酷使するような使い方だと動作が不安定になることがあるかもしれませんが、その場合は別途モバイルバッテリーやACコンセントから電源供給したら良いと思います。
Nintendo Switch
ゲーム機であるSwitchを接続し、動作に問題ないか検証しました。
結果は問題なく動作可能でした。
ただZ Fold4とは異なり、別途USB Type-C経由で電源供給が必要となります。
一度繋がってしまったら、あとはドッキングステーションと同じように使用可能。
動作も安定していて、問題なくゲームができました。
PlayStation 5
4K出力に対応したハイエンドゲーム機のPlayStation 5に接続し、動作に問題ないか検証しました。
結果はSwitch同様、問題なく動作可能でした。
PlayStation 5はUSB Type-Cからの映像出力には対応していないため、同梱されているHDMI to mini HDMIケーブルにて接続します。
そのため、電源供給はSwitch同様に必要となります。
ゲームに関しては、問題なく動作可能でした。ただし、PlayStation 5は最大4K出力に対応していますが、本製品の解像度はフルHDですので、性能を最大限使用することはできない点は把握しておきたいところ。
良かった所
Samsung Dexに関しては電源不要で利用できる
最近のDex機能は、昔よりも自由度が上がっており、ワイヤレスやPCとの接続でもDexが利用できますが、電源がない端末への接続には別途電源供給が必要など、荷物が増えがちでした。
Z Fold4の機能が自体が上がっている可能性もありますが、本製品とケーブル一本でDex環境が構築できるのは非常にアドバンテージがあると思います。
USB Type-Cにてキーボードやマウスの認識、使用が可能
向かって左側の側面にUSB Type-C端子が搭載されており、そちらにUSB端末を接続すればディスプレイ経由でデバイス操作が可能です。
Dex機能を使用しつつ、USB接続のマウスやキーボードを繋いで使用する、といったこともできました。(使用したマウスとキーボードはLogi Boltに対応したLogicoolのMX ANYWHERE 3とMX KEYS MINI)
音量、明るさ調整が容易
左側面の下部にあるレバー式のスイッチで簡単に明るさ、音量調整が可能です。上にスライドしてから上げ下げすることで、明るさの調整が可能。また下にスライドしてからの上げ下げでは音量調整が可能。直感的で説明書を見なくとも簡単に機能を把握できるので良いと思います。
バッテリー非搭載のため軽量
バッテリー内蔵のモバイルディスプレイがあると思いますが、電源管理が不要な代わりに重量が増すデメリットがあります。
本製品はバッテリーを内蔵しないので、製品自体が軽いです(550g)
数字で見るとペットボトル一本分なので「重ない?」と思いますが、薄っぺらいので軽く感じます。
イマイチな所
電源ボタン周りのベゼルと躯体の浮きがある
製品の個体差があるのかもしれませんが、右下のベゼル部分が若干浮いていました。
動作上は問題なかったので、このまま使用したいと思いますが、同様の事例があった場合はメーカーに問い合わせする方が良いかも。
アンチグレアで映り込みが少ないが、明るさがもう少し欲しい
本製品はアンチグレアとなっており、照明などの反射がかなり軽減できているのですが、アンチグレアの影響か、若干光量不足を感じる時がありました。
ディスプレイの明るさをMAXにしても、日中の明るい部屋だと、やや視認性にかけるところがあります。この点はもう少し明るさの上限値を上げて欲しかった所。
スピーカーは一応音声が確認できる程度
本製品しっかりとスピーカーが搭載されています。が、しかし音質については「聞ければいいや」って人向けな簡素なものとなっています。サラウンド感はないので、別途イヤホンジャックに有線接続できるスピーカーに接続して使用するほうがいいと思います。
まとめ
製品として、一定の性能が確保されており、パソコン用のモバイルモニターとしてはもちろん、SwitchやPlayStation 5との接続でも問題なく動作しますし、スマホ用のPCモードであるDex機能もケーブル一本で使えるので満足です。
気になった方はRSさんのホームページをチェックしてみてください!(モバイルモニター以外にもさまざまな部品を取り扱っていますよ)
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