Bose SoundTouch 300 soundbarをレビュークラブジャパンさんにお借りして1ヶ月ほど使用してみたのでレビューしておきたいと思います。
Bose SoundTouch 300 soundbar 開封
まず開封から。
今回はレビュークラブジャパンさんにBose SoundTouch 300を試用する機会をいただきました。送付もレビュークラブジャパンさんからこんな感じの包装で届きます。
さてパッケージは結構シンプルですが、Barタイプということでかなり横長。写真を撮るのも少し苦労しました。
同梱品はこんな感じ。 SoundTouch 300本体はもちろんですが、説明書、接続方法を載っているクイックガイド、サラウンド調整用のマイクと接続用の光オーディオケーブル、HDMIケーブル、ACケーブル、リモコン、クロスが付属。
サラウンド調整用のマイクはこれを頭にかぶって、部屋の5箇所くらいに移動しつつ音声テストをします。 ケーブルはかなり長く、15mくらいあると思いますので、かなり広い部屋でも対応できるようになっていると思いますよ。
光オーディオケーブルもテレビなどに接続するには十分な長さ。
HDMIケーブルはやや太めかな。まぁ標準的なHDMIケーブルといった感じです。一応BOSEマークがあったので、自社製のようですね。
操作用のリモコンはこんな感じ。HDMIで接続すれば、このリモコンからスピーカーを起動して、テレビも起動させることもできます。またBluetoothへの切り替えやネットラジオやSpotifyなどの接続も可能。
リモコン底面部分は光沢仕上げとなっています。素材はプラスチックなので、ちょっとしたことで傷がついてしまうので、衝撃を与えないように大事に取り扱う必要あり。
さてやっとことさ本体ですが、天板部分はガラス素材となっています。本当は本体全体を写してやりたいのですが、如何せん横長すぎて写りきらず・・・。
ちょうど真ん中あたりにNFCのシールが張っています。 これは簡単に取り外せるようになっているので、見栄え上不要ですし、購入したらさっさと取ってしまった方がいいでしょう。
端にはWi-Fiやテレビとのリンクなどを表してくれるLEDがあります。 通常、白色のLEDが常時表示されるので、気になる人には気になるかも。
両端にはウーハーと思われる穴があります。音楽が流れている時に手を当てると、若干振動が伝わってくる感じ。
光オーディオケーブル入力端子、サウンド調整用のマイク端子入力。
その反対側にはHDMI端子×2があります。HDMIはパススルーに対応していますので、HDMIでテレビとレコーダーを接続している場合などにも対応しています。
底面部は2箇所に滑り止め用のゴムばあります。
設置してみた。
大きさ的には50インチテレビの横幅くらいですね。やはり意外に長いなという印象。
ただ結構薄いので、壁掛けしたテレビの下側に、SoundTouch 300も壁ぴったりに設置できるとめっちゃカッコよくなりそう。
HDMI端子や光オーディオケーブル、ACケーブルなどをフルで接続するとこんな感じになります。各入力、出力端子が斜めを向いているので、ケーブルが太いと、反対側の端子部分と若干干渉してしまいます。余力がある人は、別途極薄のHDMIケーブルなんかを購入しておくと良いと思います。
天板部分がガラスの鏡面なので、非常に高級感があっていいですね。ブラックモデルなので、大人な雰囲気の部屋にも、ややカジュアルな感じの部屋にも合うデザインとなっているので設置する部屋を選ばないのも良いところ。
1ヶ月使った感想
使い勝手
SoundTouch 300ですが、なんと電源ボタンがありません。
ACケーブルからコンセントを接続、使用するレコーダーや液晶テレビにケーブル(HDMIや光オーディオケーブル)を繋げばそれでOK。待機電力を気にする人にはちょっと精神的に気になる部分かもしれませんが、接続したら終わり、という手軽な点が良いですね。
各種接続にはアプリを使用
まず、ネットワークへの接続設定は、SoundTouchというアプリを使います。
アプリ経由で一度SoundTouch300と接続するのですが、このアプリを経由することでルーターなどの各種登録が一気に解決し、SoundTouch300がご家庭のホームネットワークへ接続完了します。
またこのアプリ単体でもSpotifyやAmazon Musicなどの定額制ストリーミング配信を操作する事が出来きます。残念ながら、2017年4月15日現在ではAmazon musicは「お使いの地域では対応していない」と出てしまいますが・・・。またSpotifyで音楽鑑賞をする場合、プレミアム会員必須です。試しでもいいのでここら辺は緩和して欲しいなといったところ。
音質
オーディオ評論家でもないので、素人目線での感想になりますが、横長いとはいえ、非常に薄い躯体で、本当にサラウンド感のある音を出せるのか心配でした。しかし音を流し始めてこの認識を改めることに。
気になっていたテレビの音声、スマホなどのデバイスから流す音楽共に、低音、高音共に程よいというか心地よい程度に調整された音が流れてきます。
今までは、テレビから流れてくる直線的な(2.1ch的な)音だったのですが、SoundTouch300は直線的な音+左右からの立体的な音で伝わってきます。
素人の耳でも明らかにわかるサウンド感。耳が肥えている人にとってはもっとすごく聞こえるのかもしれませんが、私のようなオーディオ初心者には十分レベルです。
重低音もBASSボタンで簡単に切り替え可能なので、テレビの音声はBASS弱め、映画などの音声は重低音MAXなど、簡単に切り替えることができるのはいいですね。
気になるところはある。
一つ気になったのは「液晶テレビと接続時の音声出力時間」。今回はSoundTouch 300はSONYのKDL-50W800Bと接続して使用しました。
SoundTouch 300を間にかますまで、テレビを起動してすぐ音声が流れ始めていたのですが、SoundTouch300を間に入れると、どうしても音声出力まで5秒前後かかります。
あくまでも私の環境なので、他の方はそんなことはない!という人もいるかと思います。少なくとも、私の使っているKDL-50W800Bではこの現象が解消できませんでした。
一応改善策がないか色々試してみたのですが、SoundTouch300のリモコンで、先にSoundTouch300を起動してテレビが起動すると、テレビから起動するよりも音が出始める時間が1~2秒程度早くなります。
音声出力のタイミングが少し遅いと感じる方は、この方法を試してみてください。
まとめ:一台でもサラウンド感を味わえるサウンドスピーカー
価格が単体で8万円となっており、それなりにするため、全くのオーディオ初心者にとってはなかなか手を出しづらいかもしれません。私も欲しかったけど、新たに自分で買い直すとなると、家族会議を開く必要があります。
ただ「新たにサラウンドシステムを構築したい」「初期投資はなるべく抑えたい」という層には満足できる商品と思いました。
Bose SoundTouch 300 soundbarの在庫状況は以下よりチェックしてみてください。
▶︎Boseオンラインショップ
▶︎Amazonなどネットショップでも取り扱っていますよ
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