今回ASUS JAPANよりROG Phone 5をお借りできましたので、ROG Phone 5の外観チェックからゲーム使用感までレビューしたいと思います!
ROG Phone 5の進化ポイント
今回お借りした「ROG Phone 5」シリーズの主な進化ポイントは以下の通り。
- Snapdragon 888 5G
- メモリ最小12GB、最大18GB
- 高リフレッシュレート144Hz対応
- 6000mAh(3000mAhを2機搭載)による高速充電(65W高速給電対応)
特にメモリに関してはROG Phone 5 Ultimate(2021夏発売)の最大18GBはWindowsPC並なので驚愕性能です。
ROG Phone 5 外観チェック
では外観チェックしていきます。
今回の機種は前作のROG Phone 5のデザインを踏襲しているため、デザイン面での大きな刷新はありませんが、背面の排気口がなく、全体的に穴のない美しいフォルムに変更されています。
上部にはボタン類はなし
側面部にはSIMトレーやオプションの排熱ファン接続端子が搭載下部には3.5mmイヤホンジャック、USB Cアダプタ
側面(右)にはAir Trigger(左右端)、音量ボタン、電源ボタンを搭載。
SIMトレーに関してはレッドに装飾されておりワンポイントアクセントとなっています。
SIMトレーの形状としては一見シングルスロットに見えますが、背面にSIM2が存在しダブルスロットに対応しています。DSDVに対応しているので、楽天モバイルを主回線(主に通話)、SIM2は格安SIMで主にデータ通信(たまに電話も)などの組み合わせも可能
ROG Phone 5の背面カバー
背面カバーも標準で搭載しており、下記のように開口部が大きくあいたデザインとなっています。
ただ今まで触ってきたROG Phoneシリーズに比べ、格段にケースとしての保護機能が上がっている形状になっており、四隅も必要十分にラウンドしているため、落下にもある程度は耐えれると思います。
装着するとこんな感じ。上部にはマイク穴のみ
右側面はAir Triggerの関係で大きくあいています。落下時には保護できない部分ですね。
底面部も割と大きめに開いています。左側面は端子類が少ないため、ほぼカバーされていますね。
背面のイルミネーションを光らせてみた
ROG Phoneの醍醐味としては背面のROGロゴのイルミネーション。
本製品も任意の色、タイミングで光らせることが可能です。
プレビューしながら明るさなどを調整可能。
レッドに光らせるとこんな感じ。ブルーはこんな感じ。きれいですね。
先ほども書いた通り、アプリの設定からイルミネーションのON、OFFが可能ですので、電車の中ではOFF、家ではON、など簡単に切り替えできます。
Aero Active Cooler 5も確実に進化
Aero Active CoolerもROG Phone 5に合わせて進化しています。
今作はAero Active Cooler 5自体にボタンが追加されたので、冷却+ボタン追加を同時に実現できました。また下部にはキックスタンドとイルミネーションがついており、イルミネーションにおいては先ほどのアプリで点灯、消灯の設定が可能。キックスタントは爪で引っ張り出すとこんな感じ。
ファンスピードなどもアプリで変更できます。
ゲーム配信も単体でこなせる性能がありますが、ゲームをすると本体熱が上がるため、Aero Active Cooler 5を使用するとファン音が気になる、といったスマホゲーム配信者向けの機能として「マイク作動中はファンを停止する」選択肢もあり、この辺やはりゲーミングスマホを銘打っているだけあるなといった印象です。PCさながらにスマホの処理能力をアプリ上から指定できます。Xモードやダイナミック、超省電力モードなど、普段使いからゲームをバリバリこなす設定まで、微調整し放題。
処理能力をチェック
ゲーミングスマホに求められるものとしては切っても切れないものとは「ハイスペックな処理性能」だと思いますので、今回Antutuベンチマークをインストールし、ベンチ測定を複数回実施してみました。
モードはXモードに設定し、ROG Phone 5の処理性能を最大にした状態で計測します。
結果としては、813428点。
Androidスマホで2021年度なら最高レベルといっていいくらいのハイスペックなので、高画質なゲームなどもストレスなく操作可能と思います。
ゲームを試す
ということでROG Phone 5で実際にゲームを試してみます。
試すのはPUBG。
この画面になると、自動で左側に設定画面が現れ、スワイプするとゲーム中の通知設定や明るさ、着信拒否設定から最適化やAir Triggerの設定までゲーム中に変更できるようになります。
PUBGなどのゲームでは武器の操作や移動の操作など色々なコマンド入力が必要になりますが、Aero Active Cooler 5とAir Triggerを組み合わせることで最大4つまでの仮想物理キーを設定することができます。
特にAir Triggerに関しては従来のROG Phoneシリーズと比べ「押した感」がはっきり・しっくりくる感覚にチューニングされた印象です。実際にROG Phone 5シリーズに関してはバイブレーション機能のチューニングが実施されて、従来よりもバイブレーション自体が強くなっているようです。
操作感としては横長ディスプレイが生かされ、Aero Active Cooler 5の背面ボタン、Air Triggerのタッチボタンを併用することで操作性の幅がかなり広がった印象です。
何より画面にタッチする必要性がかなり減るので、機能割り当てされた物理・タッチボタンの場所さえ覚えてしまったら、あとは画面に没入出来ると思います。
ただ1つ気になった点としては、Aero Active Cooler 5を装着した時のディプレイ中央にあるホームボタンの反応の悪さ。慣れかもしれないですが、「一度ホーム画面に戻りたいな」と思って上にスワイプしても画像の通りなかなか戻れないことがありました。何度も言いますがこの点は慣れかも。
5G性能をチェック
今回は家の近くに楽天モバイルの5Gエリアが展開され始めたので、基地局の数十m離れた位置(ほぼ真下)からSpeedTestを実施してみました。
結果はDLが448、UL82.2Mbpsとしっかり5Gの速度が出ていることが確認できます。
手持ちの楽天モバイル回線(MNO)が4月から1GBまで無料に切り替わったため、複数回測定できなかったですが、一発で5G速度が体験できてよかった。
ちなみに1回の測定で220MB消費します。楽天モバイルをお持ちの方でスピードテストをするときは注意必要!
まとめ
簡単とはなりますが、ROG Phone 5のレビューでした。
ROG Phoneシリーズが初めての方、そうでない方でも皆が使いやすいゲーミングスマホに仕上がっていると思いました。
ぜひ気になった方はASUS公式サイトをチェックしてみてください!
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