ソニーのXperia XZ2シリーズは2018年のフラッグシップモデルですが、全体的に売れていないことは先日の第1Q業績発表で明らかになりました。
そこで個人的に思うことを語っときたいと思います。
現状、プレミアム路線は大失敗
こちらの記事にもあると通り、ソニーは数年前から高級路線への端末ラインナップを絞り込み、収益の安定化を図ってきましたが、それが昨今のMVNO情勢とマッチせず、かつ端末も高級ながら目立った特徴もないため、ソニーファンも含めてXperiaから遠ざかっています。
MVNOがここまで発展したのはソニーとしては誤算だったかもしれませんが、世界情勢について行っていない(ついていけない)体制であることが露呈しちゃった形ですよね。
僕も2011年に発売されたXperia X10からメイン端末はXperiaを使ってきたのですが、昨年のXperia XZ1で見切りをつけてしまって今はGalaxy Note 8を使ってしまっています。
テレビやレコーダー、pcまでもソニーで揃えている私のようなソニー好きでも、最近のXperiaは面白くない!と思わざるを得ない状況。
起死回生には、相当な発想の転換が必要でしょうね。
では直近でソニーとして何ができるのか?
スーパーミッドレンジ「Xperia XA2 Plus」を国内販売すべき
つい先日発表されたスーパーミッドレンジ級スマホのXperia XA2 Plus。
スペックは、CPUがクアルコム630、RAMは4/6GB、ROMは32/64GBでフルHD6インチかつ18:9のディスプレイ、背面は23MP、前面は8MP。
Xperia XZ2で廃止したイヤホンジャックはなぜかこちらに搭載されており、デザインもループサーフェスに則って作られており、「XA2 Plusの方がXZ1の正統進化版ではないの!?」と思わずにはいられない。
もちろん、ローエンドモデルでも搭載され始めているデュアルカメラは搭載していないし、背面指紋認証なので気になる点は多々ありますが、販売価格としても、日本円で5万円前後ということで、MVNO市場にはもってこいな端末だと思います。
そもそも、プレミアム路線に絞り込んで端末を供給すると言っているにもかかわらず、Xperia XA2 Plusのようなミッドレンジモデルを出していること自体無駄なんですが、この「ソニー一人負け」状況を打破するには、「ちょうどいい端末」な気がしてならない。
ソニーはXperia XZ3を出す前にXperia XA2 Plusを日本で発売することを強く勧めたいですね。
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