大手国内キャリアであるドコモ、au、ソフトバンクの3社から11月2日に同時発売開始されたXperia XZ。
ドコモ版Xperia XZ(SO-01J)をヨドバシカメラ梅田で購入したので、開封レビューをしたいと思います。
Xperia XZ 開封&同梱品チェック
Xperia XZドコモ版のパッケージです。
思っていたよりも箱は小さかったです。それには理由があるのですが後述します。
パッケージ裏位は通信関連、バッテリー関連の情報が記載されています。
箱が小さかった理由、それは同梱品の少なさに起因していました。
上記の通り、本体と説明書2つ、テレビアンテナの4つしか入っていません。
では本体をチェック。
今回購入したのはフォレストブルーというカラーです。
ブルーとは言っても暗めのブルーですので、そこまで気になりません。
Xperia arc時代のブラックは、黒と深い青が混ざったようなカラーリングだったので、若干arcを思い出しました。
Xperia XZにはミネラルブラックというブラックモデルもあるのですが、今回はあえてフォレストブルーをチョイス。
画面だけは黒が良かったんですが、Xperia X Performanceから採用しているベゼル部分も同色とする加工を採用しているようで、フォレストブルーとなっています。
NFCはディスプレイ上部に移動。これが吉と出るか凶と出るか、少し使用してみないとわかりませんね。
裏面はこんな感じ。メタリックな背面となっており、直前のフラグシップモデルXperia X Performanceや2世代前のXperia Z5とも違う仕上がりになっています。
このメタル素材ですが、神戸製鋼所の商標登録されている「ALKALEIDO」を採用しており、一味違う落ち着いた高級感を醸し出していますね。
4Kディスプレイを搭載しているXperia Z5 Premiumを使用していましたが、ガラスからメタルに変更されて最初に思ったのは「メタルかっこいい」と「指紋を気にしなくてもいい」と言ったところ。
ガラス素材は見た目的にも綺麗で、メンテも楽なのですが、どうしても指紋が目立ちます。
Xperia Z5 PremiumのChromeなんかは、まるで鏡のようなデザインだったので、「指紋やばい」という声が多数上がっていましたが、そこらへんを気にしなくても良くなったのは精神衛生上は楽に。(メンテしにくくなった、という点では衛生面がどうか微妙ですけどね)
今回のXperia XZでは「レーザーAF」と「RGBC-IRセンサー」を搭載。
レーザーAFを搭載したことで、高速オートフォーカスが可能になりました。
RGBC-IRセンサーは色を判断するセンサーで、人の目で見たものと同じような色調に補正してくれます。
昨今のスマートフォンのカメラは、ソフトウェア処理が間に挟まってしまうことで、ぱっと見綺麗な仕上がりになりますが、後で写真を見たときに、「こんな色味だったっけ?」と思うこともしばしば。Z5などと撮り比べは別の機会にしたいと思います。
側面には指紋認証兼電源ボタンと音量ボタン、シャッターボタンがあります。
ディスプレイ上部にはインカメラ、スピーカー、近接センサーとNFC。
Xperia XZとXperia X Compactは、本体の角に丸みをつけ、まるで横長のチューブのようなシームレスな形状となっており、一体感を半端じゃないです。
ディスプレイ部分も3D加工されており、段差はほとんど感じられません。肌触りも非常に滑らかです。
micro SDスロットとSIMスロットは一体型で、このように側面から引き出す形状になっています。蓋の周りには防水性能を維持するためのパッキン加工が施されていることが確認できます。
microSDとSIMカードを乗せるとこんな感じ。
Xperia Z5 Premiumとの比較
Xperia Z5 Premiumと比較をしてみました。
サイズ比較
大きさはXperia XZが5.2インチ、Xperia Z5 Premiumは5.5インチということで、そもそもディスプレイサイズが物理的に異なるので、本体サイズはZ5 Premiumの方が大きいです。
横幅もこの通り。
厚みに関しては、ほとんど変わりはないです。しかし、Z5 Premiumのスクウェアな形状から、ループ形状に変更されたことで、不思議とXZの方が薄く感じます。
エッジ部分も滑らかになるので、Z5のようにエッジを感じることはないです。
画面の明るさ比較
Xperia Z5 Premiumを使用していて、常々不満思っていた点は「画面の明るさ」です。
4Kディスプレイを搭載する関係上、消費電力を落とすためか、明るさ最小にし、屋外で画面を確認すると非常に見づらいのです。
Xperia XZではどうなのか、少し気になったのでZ5 Premiumと並べて比較していました。
少しわかりにくいかもしれませんが、Xperia XZの方に白飛びが発生しているのがわかります。
一方Z5 Premiumは特に白飛びはしていません。むしろ少し暗いかな?と思うくらい。
夜間、寝る前にディスプレイを見る場合には暗くてもいい(というより暗い方がいい)ですが、屋外で操作する場合はXperia XZの方が視認性が良さそうです。
逆行した部分も・・・
本体をじっくり見ていて気付いた点があります。
それはベゼル部分。上の画像は向かって左がZ5 Premium、右がXZです。全体のデザインが3D加工されているから、Galaxy S7 edgeのようにベゼルがほとんどないのかと思っていましたが、意外にもベゼルは太くなっていました。まあぱっと見はわからない程度なので、不快感は全くありませんが、気づくと少し気になります。
Xperia XZと同時購入が必要なアイテム。それは・・・
USB Type-C充電ケーブルです。
Xperia XZからUSB Type-Cの端子に変更されています。
規格自体はUSB2.0と言う今までのスマートフォンで一般的な端子と同じ規格ですが、形状だけUSB Type-Cに変更されています。
USB Type-Cの特徴としては「表裏がない端子形状」となっている点で、MicroUSB Type-Bのように台形から、角がトリミングされた長方形を採用しています。
実はヨドバシカメラで購入する際に、一応説明は受けていたのですが、ちゃんと考える時間がなかったので同時購入をお断りしました。(ドコモなどの純正品は高い、といった勝手なイメージがあったので・・・)
なので、購入した日にバリバリ使いたい場合は必ずUSB Type-Cの充電ケーブルを用意しましょう。
まとめ
Xperia XZに機種変更しましたが、Z5 Premiumから変更して大きな驚きを感じる場面は、今の所出てきていません。ただ、少し使用してみた感じだと、インカメラの画質、カメラの起動速度に関しては、Xperia Z5シリーズより断然向上、高速化しているので、写真撮影時には捗りそうですし、早く外で写真撮影してみたくてうずうずしています。
まだまだ使用して時間が経っていないので、機能面に関しては別記事にまとめたいなと思います。
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