昨年末に急遽実施されたZneTourに参加してきました。どんな雰囲気だったのか、ZenFone3シリーズ、ZenWatch3について開発の方にも少しお話しできたので、その辺を含めてレポしたいと思います。
ZenTour大感謝祭って何?
今回参加させてもらったZenTour大感謝祭ですが、元はASUSファン向けのイベント「ZenTour」のアンコールイベント的なもののようです。
過去に ASUSファン向けのイベント(その頃から「ZenTour」なんですかね?)が開催されていることは、なんとなくは知っていました。
今回のイベントも直前にTwitterなどでイベント開催の告知がリツイートされまくっているのを発見して、「どうせ当たらんだろう」と言う気持ちで応募したら、まさかの当選。
参加者にはZenFone3がもらえるって言うからかなり楽しみにして参加しました。
ZenTour当日の流れについて
イベントの流れとしては以下の通り。
- 19時頃から1時間程度、ZenFone3の機能紹介を中心にASUSという会社はどう言った端末を扱っているのか等を説明。
- 20時頃からは、開発者さんへ直接、ZenFoneシリーズを含むASUS商品について質問や意見交換を行う。
このように大きく2部構成でイベントは実施されました。
前半のイベントの内容は、ASUSのZenFone3についての説明が主だったこともあるので、ここでは軽く触れる程度とさせてもらいます。(細かくレビューしているブログも他にあるでしょうし。)
当記事では当日の雰囲気や、開発者さんへ直接聞いた質問と回答について、まとめておきたいと思います。
ZenTour大感謝祭 前半戦、 ZenFone3について
前半戦のZenFoneシリーズの説明は終始和やかに進んでいきました。
入口は分かり易く電子掲示板的なものがあったので、迷いませんでしたね。
結構時間ぎりぎりに到着したので一番後ろの席でした。前で聞きたい人は結構早めに言った方がいいかも。席に着くとZenFone3を含むお土産がたんまり。ちなみに夜開催でしたが「ご飯は食べてきてください」とのことでした。
ASUSの中の人により説明が開始されます。「禅」とありますが、日本をリスペクトしてくれていることを表しているそうです。
スマホもSIMフリー分野でNo.1であることを説明。
Zenvolution。
説明会の所でとくに強調されていた機能があります。「PixelMaster3.0」というもので、これはAF性能、手振れ性能などを強化したとの事で、非常にきれいな写真が撮れるのこと。
ソニー製のセンサーを搭載しOISにも対応。
高速AFにも対応しています。逆光でも被写体が暗くなり過ぎないような制御もされている模様。
あと最近のトレンドとなりつつあるDSDSへの対応も果たしている点も強調されていました。au VoLTEに対応しているのもいいですよね。
あと画面上をなぞることで、ある特定のアクションをショートかって出来る機能があるそうで、これが結構便利だなと感じました。アプリでもありそうですが、ネイティブ対応されている点は安心できるポイントですよね。前半戦の終盤にはプレゼント企画なるものが。
私は出来たてほやほやらしい、禅太郎ボトルがあたりました。イベント会場の後方にはZenWatch3や、
ファブレットモデルのZenFone3Ultraや、当時未発売のZenFone3Maxの展示も行われていました。
ZenTour大感謝祭 後半戦、ASUS商品について確認してきたこと
ということで後半戦ではZenFone、ZenWatchなどの商品開発に関わっている開発者の方とお話ししたことをざっくりとまとめておきたいと思います。
質問① ZenFone3Ultraってやっぱり例のアレを意識したネーミング?
例のアレ、とは元祖ファブレットモデルのXperia Z Ultraです。ZenFone3Ultraも6.8インチという大画面を搭載したファブレット。「Ultra」というには画面サイズの条件は十分満たしています(Z Ultraは6.44インチ)
結果ですが、「はい、完全に意識してネーミングしました!」とのこと。うん、非常に潔くて良いです!
ZenFone3Ultraは防水には対応していないものの、ズルトラ難民の人にとっては「希望の星」と言えるデバイスでしょう。ただ、Xperia Z Ultraからネーミングを引っ張ってくるのなら、防水機能は外して欲しくなかったな〜というのが正直なところ。次回作に期待!
質問② ZenFone 3 Maxは大容量バッテリーをモバイルバッテリー代わりにできるがUltraではなぜできない?
「バッテリー容量的にはできるし、した方が便利だが、今回は外させてもらっている」とのことでした。技術的にはできそうな雰囲気があるので、対応しても良かったのではないか、と思いますが、このモバイルバッテリーチックな機能である「reverse charging」機能の対象商品自体が、スマホ程度以下のものを想定しているらしいので、「そこは3 Maxの方に採用」となったのかもしれませんね。
Xperia XZでは、「reverse charging」機能のようなことが標準でできるようになっているので、是非時期モデルでは対応してほしいと思います。
質問③ ZenWatch3に心拍センサーがないが、なぜ搭載しなかったのか?
「検討はしたが、今回は見送っている。ただ、各種センサーが搭載しているので、動作ログはそちらで補っている、っといった状況」とのことでした。
スマートウォッチ、特にApple Watchが発売してから心拍センサーのついたスマートウォッチは目立ってきたように思いますが、今回はZenWatch3に搭載されませんでした。
各種センサーを代替として活用、と言われたものの、ランニングなどをする際にはやはり心拍センサー自体ついてくれていると、精度が向上しそうな気がするんですが、はてさて。
まぁしかし、今回のZenWatch3は円形デザインに変更されたので、開発者の方はデザインもチェックしてほしいようでした。(実際に開発者の方もZenWatch2を使っており、買い換えたいとのこと)
実際に私も装着してみましたが、やっぱり時計は円形が一番!な気がします。心拍センサーがついていないけど、普通の時計として負けず劣らずのデザインなので、めっちゃ欲しくなりました。
質問④ ZenWatch3のベルト部分は社外品が使用できないアタッチメント的なものは出ないのか?
「今のところ予定していない」とのことでした。ベルト部分はASUSより発売されているものの、種類はそこまで多くないです。ファッション性が強く出る腕時計だからこそ、アタッチメントなどを用意し、選択肢を残しておいて欲しかったな思います。
質問⑤ 次期ZenFoneシリーズでは防水対応するの?
「検討はしている。ZenWatch3だが、防水性能をチェックする機械が存在しているため、技術的ノウハウはあると考えている。」とのことでした。次期ZenFone(ZenFone4?)に搭載するかは明言されませんでしたが、他商品で防水を実現しているものもあるので、そう遠くない未来にスマホも防水化してくれそうな感じでした。
これにはすごく期待したいと思います。(防水対応版 ZenFone Ultra、発表を待ってます!)
まとめ
こう言ったファン向けのイベントですが、私が直近で参加したものだと、Xperiaアンバサダーとかなんですが、こちらの方はXperia X Performanceの紹介イベントが最後となっており、その後Xperiaアンバサダーは実質打ち切りっぽくなってしまっています。
Xperiaアンバサダーと比べると、ASUSのZenTourは端末のプレンゼントがある点が大きく異なっており、非常にお金がかかっていることがうかがい知れるのですが、ASUSの人も実際に端末を触ってみた感想をユーザーに求めることができるし、ユーザーも興味のある端末を手に入れることができるんで、非常に良いイベントだと思います。
今年はZenFone ARやZenFone 3 Zoomが年始に発表されましたが、ZenFone4シリーズの発表も気になるところ。
ASUSさんには是非こう言った次期フラッグシップモデルの紹介の際にもZenTourを開催していただき、私も呼んでください!(参加しますよ!)
次回はプレゼントでいただいたZenFone3を開封レビューやアクセサリー購入レビューなどをしたいと思います。(今月中にアップ予定)
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