近頃のテレビはAndroid OSで動くモデルが登場するなど、スマートフォンだけでなく、TVやディスプレイもスマート化が進んでいますよね。
今回は、Androidを搭載していない通常の液晶TVやディスプレイをAndroid OS搭載TV Box化できてしまう、Android OSを搭載したTV Box「Alfawise A8」を触る機会がありましたので、使用感などのレビューをお届けしたいと思います!
(GearBest様からのご提供品になります)
Alfawise A8の良い所、イマイチな所
少しの間使用してみて感じた、Alfawise A8の良い所、イマイチな所は次の通り。
◇良い所(メリット)
- Android8.1搭載なので、普通のTVもスマートTV化可能
- アプリを追加できる
- USBによるストレージ、周辺機器の拡張が可能
- 4K動画の再生に対応
◇イマイチな所(デメリット)
- 動作がやや重い、アプリが落ちる場合あり
- 文字入力がしにくい
- 3Dゲームには向かない
外観、スペック、性能(ベンチマーク)
ここでは外観、スペック、性能(ベンチマーク)について語っていこうと思う。
外観、デザインについて
全体的なイメージはGearBest公式Youtubeチャンネルをチェック↑
ここでは、開封レビューをお届け。
GearBestからの商品発送は初めてでしたが、ちゃんと包装されて届きました。今回の商品はRAM16GB、ROM2GBの商品。
では中身をチェック。
同梱品は本体、説明書、アダプタ、リモコン、HDMIケーブル。ケーブル類は一式揃っているので、リモコンの電池(単4電池)を手に入れる必要はあるけど、あとはセッティングするだけでOK。ACアダプタも日本対応のもの。リモコンはこんな感じ。本体はこんな感じで、素材は恐らくプラスチックだが、角がアルミ加工っぽくなっているので持たない限り、安っぽさはない。端子類は非常に充実しており、SDカード、USBが4つさらに背面に、オーディオジャック、有線LANもある。セッティングして起動するとこんな感じ。プリインストールされているアプリたち。Google Playもあるので、手軽にアプリを追加できる。(地味にポイント高い。)
Netflixや、YouTubeも入っているので、基本、買ってすぐ使えるようになっています。ストレージはこんな感じUSB端子が4つと豊富にあるし、フルサイズのSDカードも読み込めるので、自分で録画した動画、編集した動画、静止画なども映し出すことが可能。最後に端末情報を。Androidは8.1を搭載。
スペック
Alfawise A8 TVBoxのスペックは以下の通り。
spec | Alfawise A8 |
---|---|
CPU | RK3229 |
GPU | Mali-400 MP RK3229 |
Audio format | AAC,FLAC,MP3,OGG,RM,WMA |
サイズ | 12.00 x 12.00 x 2.50 cm / 4.72 x 4.72 x 0.98 inches |
重量 | 186.6g |
性能(ベンチマーク結果)
ベンチマークも測定してみました。
なお、参考にGalaxy Note 8のベンチマーク結果を載せておきます。
Anturuはインストール自体不可でした。なので、3Dmarkでベンチマーク測定。重すぎてFPS2~3をいったり来たり。紙芝居状態です。Galaxy Note 8はFPS60以上を安定して推移。Galaxy Note 8は結果が表示されましたが。Aflawise A8は表示までいかず。CPU-ZでCPUなどの情報をチェック。型番がRK3066となっています。少し調べた感じでは2013年のものみたいで2コアなんですが、コア数が4となっていので、スペック表通りRK3229が正しいかと思われます。
最後にGeeBench4の結果。
先にGalaxy Note 8続いてAlfawise A8最新スマホと比べたらちょっと酷な結果に…。
普通のTVを簡単にAndroid搭載TVへ。VODも捗る
スマートフォンで圧倒的なシェアを誇るAndroid OSですが、ここ2年くらいで大手家電メーカーがTVにも採用していっています。ソニーなんかも積極的にAndroidを採用していますよね。
「Alfawise A8」を使えば、手持ちのAndroid非搭載TVやディスプレイもあっという間にスマートTVにすることができます。
最新のCPUを搭載しているスマートフォンやタブレットと比べると、「Alfawise A8」の性能は低く、動作もややモタツキや遅く感じることはあります。
しかし、Android搭載により、Youtubeなどのインターネット動画視聴サービスの使用する敷居を下げるという意味では、重宝しそうなアイテム、と使っていて思いました。
プリインストールされているアプリの中には「Netflix」もあり、サービスを利用しているユーザーであれば、ログインIDとパスワードを入力するだけで普通に使用可能。
映像鑑賞の際のモタツキもそれほど感じず、動画も綺麗に再生してくれます。
アプリも別途インストールする事が出来るので、Netflix以外のVODのアプリをインストールして視聴とかも可能。ここはAndroid OSを搭載したTVBoxの大きなアドバンテージになりそうですね。
重い操作(4Kストリーミングやゲーム)には不向き
スペック紹介で述べた通り、「Alfawise A8」自体のスペックはあまり高くはありませんので、大量にメモリを消費したり、そもそもデーター量が多く、負荷のかかり気味の4Kストリーミング動画再生や、3Dをゴリゴリ使用するゲームには不向きな商品と言えます。
それでもローカルデータの4K動画を普通に再生するポテンシャルは持っているので、自分で作成した4Kを含む動画などを家族で鑑賞したり、オセロなど低負荷なゲームをみんなでやったりするのには、十分なスペックであり、コストパフォーマンスとしてのバランスは良い方と思います。
ネット接続はLAN接続で。
「Alfawise A8」のデメリットというわけではありませんが、記事執筆時、「Alfawise A8」の無線接続における技適登録はされておらず、このままではWi-Fi接続は法に抵触する可能性があります。
ですので、やや面倒に感じるかもしれませんが、LANにてインターネット接続を行いましょう。
検証のため、少しの間ですがWi-Fi接続を行ってみたのですが、ストリーミング系のアプリを使用する場合、接続の遅さが目立っていました。
しかし、LAN接続に変更することにより、接続は安定したので、そういう意味でもLAN接続を推奨しますね。
操作、文字入力には別途マウス、キーボード使用を推奨
「Alfawise A8」はTVBoxなので、赤外線式のリモコンが付属しています。
なので基本的にこれですべての操作を行うことになりますが、兎に角不便に感じたのは「文字入力」。
Androidを搭載しているので、日本語入力に対応はしているものの、リモコンはあくまでもTV操作に特化した作りになっているので、日本語入力には最適化されていません。
この不便さを解消する簡単な方法が1つあります。
それは「Alfawise A8」に搭載されているUSBを使い、マウスやキーボードを接続する方法。
Android OSのメリットとして、マウスカーソル操作にも対応している、という利点があります。
この利点を生かすことにより、リモコン操作より格段に操作性を上げることが可能。
タッチパッド、マウス機能搭載のコントローラータイプキーボードなんかの方が、よりスマートかも
ホーム画面は残念ながら固定
Android OSを搭載しているから、もしかしたら出来るんじゃないか?と思った「ホーム画面の変更」
これが実現できれば、例えばただのPC用液晶ディスプレイにAlfawise A8を接続して、簡易PC的な使い方ができてしまう。
かなり魅力的な機能になりうると思ったので、実際に無料のホームアプリをインストールしてみたんですが、インストールは可能だけど、ホームアプリが切り替わろうとするタイミングで、元のAflawise A8の画面に戻ってしまう。
何度か、いくつかのホームアプリにて動作確認を行ってみましたが、どれも同じ動作。
おそらく「Alfawise A8」本体側で、勝手にプリイン以外のホームアプリに切り替わらないように制御しているようです。
Android OSはマウスにも対応しているので、簡易PCを的に使えたら面白かったのになぁ~。
まとめ:Alfawise A8はTVBox入門機としてオススメ
Amazon等でAlfawiseと同類の商品を手に入れようとすると、記事執筆時だと1万円弱必要。
今回ご紹介した「Alfawise A8」だと最新のAndroid OSを搭載しているにもかかわらず半額の4000円位で手に入れることができます。
「手持ちの液晶TVやディスプレイをAndroidが動くTV BoX化したい」
「スマートTV化したい」
など思っている場合、入門機として「Alfawise A8」を導入してはいかがでしょうか?
▶GEARBESTでAlfawise A8 TVBoxをチェック
【今だけ】GearBestクーポンあり
今回ご紹介した「Alfawis A8」ですが、オンラインショップGearBestにて使用可能なクーポンが発行されています。
下記クーポンを購入時に適用させることで、$29.99(3000円チョイ)になりますよ!
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