iPhoneやiPadのデータ、皆さん定期的にバックアップしていますか?
僕は出来ていません…結構面倒ですね~
iPhoneのデータ移行や管理方法としては、iTunesを使う方法や、iCloudを使う方法など様々です。
今回は無料で試せるデータ転送管理ソフト「EaseUS MobiMover Free」を試用する機会がありましたので「EaseUS MobiMover Freeのおすすめポイント」のご紹介をはじめ、「EaseUS MobiMover Freeのインストール~使い方」、「EaseUS MobiMover Freeの使用感」をご紹介したいと思います!
EaseUS MobiMover Freeとは
EaseUS MobiMover Freeとは、iOSを搭載したiPhoneやiPadなどのデバイスを端末間、パソコン間で簡単に素早くファイル転送・管理できるWindows、Mac向けフリーソフトウェアになります。
前回ご紹介した「データ間違って消してもうた!そんな時はファイル復元ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard」|おすすめ3つのポイント・使用方法【SDカード/HDD等対応】」と同じ会社EaseUS(イーザス)社からリリースされています。
記事執筆時のEaseUS MobiMover FreeのVerは4.5、動作対応端末はWindows OS、Mac OSはもちろん、iOS12以降のiPhone XS、XS Max、XRにも対応済み!
対応OS
OS | バージョン |
---|---|
Windows | 10/8.1/8/7 |
Mac | macOS 10.14 (Mojave), 10.13 (High Sierra), 10.12 (Sierra), Mac OS X 10.11 (El Capitan), 10.10 Yosemite, 10.9 (Mavericks), 10.8 (Mountain Lion), 10.7 (Lion) |
iOS | iOS 8/9/10.1/10.2/10.3/11/12 |
対応デバイス
対応デバイス | 機種 |
---|---|
iPhone | 4s/5/5s/6/6 plus/6s/6s plus/7/7 plus/8/8 plus/X/XS/XS Max/XR |
iPad | mini2/3/4,iPad Air/Air 2,iPad Pro,New iPad Pro |
転送可能なファイルの種類
ファイル | 種類 |
---|---|
音声 | ボイスメモ、着信音、オーディオブック、プレイリスト |
画像 | カメラロール、フォトライブラリ、フォトビデオ、フォトストリーム |
動画 | 映画、テレビ番組、ミュージックビデオ |
その他 | 連絡先、メッセージ、メモ、電子書籍、ボイスメールなど |
FreeとProの違い
EaseUS MobiMoverにはFreeとProがあり、Proは有料※になります。
※1ライセンス版:4,790円、2~5ライセンス版:7,490円、6~10ライセンス版9,990円
実際のところ、違いって何?と思うかと思いますが、次の通りです。
Free/Pro比較 | Free | Pro |
---|---|---|
転送可能なデータ量は制限なし | 〇 | 〇 |
PCからiOS端末にデータをインポート | 〇 | 〇 |
iOS端末からPCにデータをエクスポート | 〇 | 〇 |
iOS端末同士のデータを転送 | 〇 | 〇 |
手軽にiOS端末上のデータを管理 | 〇 | 〇 |
1000+個動画サイトから動画をダウンロード | 〇 | 〇 |
商用利用可能 | - | 〇 |
永久無料アップグレード | - | 〇 |
永久保証のテクニカルサポート | - | 〇 |
商用利用ができるようになること、永久無料アップグレード、保証のテクニカルサポートがProで付帯されます。
内容的に企業向けなのかな、といったところなので、個人利用の場合はFreeで十分かもしれません。
因みにtrialの場合は、認証画面に次のような記載が出ます。
Pro版を購入した場合はこちらの「ライセンスコード」へコードを記入して認証をします。
認証が無事完了すると、「EaseUS MobiMover Free」から「EaseUS MobiMover」へ変わりましたね。
これでPro版への移行が完了した、ということみたい。
EaseUS MobiMover Freeのおすすめポイント
そんなEaseUS MobiMover Freeですが、主なおすすめポイントは次の3つ。
iPhone/iPad上のファイルも管理・編集可能
操作は簡単1クリック!
Youtube動画等のネット動画をiPhone、iPad、PCへダウンロード可能
EaseUS MobiMover Freeのインストール手順
EaseUS MobiMover Freeを起動してみよう!【使い方:ファイル転送編】
この画面が出たら、ファイルの転送や管理を行いたいiOSデバイス(iPhone、iPad)をUSBケーブルで接続してください。
ここでiPhone、iPad上で「このコンピューターを信頼しますか?」と出た場合「信頼」を押してください。(パスコードの入力が必要になります)
無事接続ができるとこの画面になります。
今回は、僕もバックアップを全然とっていないので「iOS端末からPCへ」を試してみますね。
選択するとこの画面が出てきます。
転送した端末と、右側のPCの転送先を確認してください。
問題なければ「転送」をクリック。
この画面が出たら、iOS端末で「信頼」を押し、OKをクリック。
iTunesは必須とのことなので、この画面が出てらインストールまたはアップデートしましょう。
コピーの量にもよりますが、フル転送の場合、かなり時間がかかると思いますので、寝る前に実施することをお勧めします!
これでファイルの転送が完了です。
「ビュー」で保存先を確認し、転送がちゃんとできていることを確認してみてください。
EaseUS MobiMover Freeを起動してみよう!【使い方:ファイル整理編】
次はファイルの管理機能を少しご紹介しておきます。
ウィンドウの中央のiOS端末名をクリックすると、上図のような画面が表示されます。
それぞれ、音楽・写真・動画と分けられたメニューが存在します。
また下側には「連絡先」「メッセージ」「アプリ」「PodCast」などの選択メニューが用意されており、例えば、アプリだと、インストール済みのアプリをこの画面からアクセスして削除することが出来ちゃいます。
音楽に関してもiPhoneなどの端末に保存しておいたファイルの一部だけを削除することも出来るし、
他のデバイスに転送することや、接続中のPCへ転送することも出来ます。
EaseUS MobiMover Freeの使用感
まず何といってもバックアップ・ファイルの転送までの手順が少ないのがいいですね。
無駄なUIは一切なく、やりたい事を一目で分かるので、煩わしさがないです。
また、YouTubeなどの動画をパソコンやiPhone上で保持しておくことができるのもいいですね。
バックアップ先のHDDに保存するとファイルタイトルが数字なので、忘れないうちに動画タイトルを変更する必要はありますね。
まとめ:Free版でも十分な機能を搭載してるファイル管理ソフト
今回、Free版およびPro版を使ってみたのですが、iTunesよりも軽いし、必要最低限なUIのみに絞られており、やりたい事が明確である点が、実際に使ってみてお勧めできるポイントかなと思います。
結局のところ、使用するにはiTunesをインストール必要がありますが、それは最初だけだし、iTunesの重さから解放してくれるだけでも助かりますよね。
「iTunesでファイルをバックアップしにくい」と思っている人、「特定のファイルのみを転送したい、消したい」と思っている人は、一度EaseUS MobiMover Freeを使ってみてはいかがでしょうか?
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