GadgeRe
GENKI Dock、超おすすめやで
■「GENKI Dock」の特徴
・ACアダプターとHDMI、USBハブが1つに。
・Nintendo Switchにも完全対応
・窒化ガリウム(GaN)採用でサイズは従来のACアダプタより小型
と面白い仕様。
今回試用させていただくにあたり、Switchはもちろん、手持ちのiPad ProやMacbook Pro、そしてGalaxy Note10+のDexモードが使えるかも検証したので参考にしてください。
【目次】見たい所へジャンプ☟
GENKI Dock 外観レビュー
ということでパッケージからチェック! こちらがGENKI Dockのパッケージ。どことなくNintendo Switchを彷彿とされるカラーですね。パッケージ横には概要が英語で説明されています。ここだけ見ると海外製品みたい。反対には接続イメージです。Nintendo SwtichとGENKI Dock、そしてTVだけとかなりシンプル。パかッと開けるとスネークさん? 一番上にはUSB Type-Cケーブルが同梱されています。長さは1.8m。片方はL型になっており、Switchやその他デバイスに接続した時に無駄なスペースができにくく配慮されています。お次は説明書。日本語にもしっかり対応しています。 次はGENKI Dockの収納ケース。簡易的なものですが、サイズぴったりなポーチになっており、上の紐を引っ張ると落ちないようになっています。 ではGENKI Dockをチェックしていきます。全体的にスケルトンなプラスチック素材の外装。 スケルトンって最近ないですよね。新鮮です。プラグは跳ね上げ式なので、収納すれば小型に持ち歩けます。最近のGaNアダプタはプラグむき出しの製品もあるんですが、GENKI Dockはしっかり跳ね上げ式を採用されておりGOOD。各種入力端子は上からHDMI、フルサイズのUSB、USB Type-Cの3つ。ACアダプターの機能を搭載してなお、この端子の数。すごいね。サイズ感はこの通り。完全に手に収まります。下手なACアダプタより小型なんではないかな? 一応サイズデータを書き出しておくと60×44×33mm。やっぱめっちゃ小さいやん。
上部にはGENKIブランドのマーク?あり。色の装飾はないので目立たないです。
RAVPOWERのACアダプタと比較
RAVPowerの61W対応USB-C急速充電器はGaN採用の高出力・小型ACアダプタなのでサイズ感を比較してみました。 厚さはほぼ同じ。 GENKI Dockの方が高さが低く、全長が長いです。スペック | GENKI Dock | RAVPower61W充電器 |
---|---|---|
サイズ | 60×44×33mm | 49x49x32mm |
重量 | 実測102g | 105g(実測104g) |
最大出力 | 25W | 61W |
USB Type-C | 〇 | 〇 |
HDMI | 〇 | ― |
フルUSB | 〇 | ― |
Nintendo Swtichドックと比較
ここではNintendo Swtich用ドックとサイズ感を比較します。 画像を見ての通り、右側がSwitchのドックと上側がACアダプター。 左側にUSB Type-Cケーブルと中央下がGENKI Dockという構図です。 火を見るよりも明らかですが、ドックが巨大で、ACアダプタもGENKI Dockより大きいですね。サイズ差はそれほどないですが、Switch用のACアダプターはケーブルが取れない非脱着式かつプラグ格納不可。側面から見てもGENKI Dockが圧倒的に小型です。 Switch用のドックはSwitchを立てかけておくことができる、という点はアドバンテージだと思いますが、持ち運ぶ際には明らかに邪魔。 ドックにはUSBハブ機能が備わっていますが、GENKI Dockにもちゃんと用意されていますのでこの点の差はなし。 特に立てかける必要ないのなら、GENKI Dockで十分というわけですね。
GENKI DockでSwitchを接続してマリカーしてみた結果
物は試しということで、実際にSwitchとGENKI Dockを接続し、ドックと同様に遅延なく、接続が切れず、安定してゲームが出来るかチェックしてみました。 ケーブルだらけですが…こんな感じでGENKI DockとSwitch接続。 ケーブルが長めなので、GENKI Dockを手元に持ってくる場合はもっと短いUSB Type-Cケーブルでもいいかも。マリカーを4コース連続でプレイしてみましたが、ドックと遜色なく安定してゲームが出来ました。映像の乱れもないし、全く問題なしです、素晴らしい。 あ、注意点としてはNintendo Swtich Liteは外部出力非対応です。GENKI Dockが原因ではなくLite側の仕様なのでこれは仕方ないですね。
iPad Pro、Macbook Pro、Galaxy Note10+のDexで試した結果
ではSwitch以外だとどうなのよ?ってことで、実際に手持ちの端末で外部出力が出来るデバイスをGENKI Dockと接続して、映像出力が出来るかチェックしてみました。iPad Proの場合
ちょっと見辛いかもしれませんが、11インチiPad Proです。側面のUSB Type-CにGENKI DockからのUSB Type-Cケーブルを接続した所正常に映像が出力されました。解像度はもちろんiPad Proに準ずるのでフルサイズで表示はされませんが、これはiPadOSの問題。遅延、安定性も問題なし。接続時の電圧は14.6V、電流は1.15A程度で16W程度。
Macbook Proの場合
どんどん行きます。Macbook Pro 13インチの場合、Macbook Pro自体が60W対応のACアダプターが必要なので、「ちょっと接続できないかも?」と思っていましたが、普通に映像が出てくれました。ビックリ。 もちろんディスプレイの拡張も出来ます。なお注意点としては、電圧は14.5V、電流は1.57Aということで、22Wでした。恐らく使用していても充電はされにくいと思います。(スリープモードなら遅いながらも充電できるかも?) 一応GENKI DockにはフルサイズUSB端子が搭載されているので、ついでにポータブルHDDが読み込めるか試してみました。ちょっと狭いのですが、GENKI Dockの真ん中にあるフルサイズUSBにHDDを差し込むと・・・おー、普通に読み込めました。ファイルの読み込みが無事出来たので、大電流を要しないUSBデバイスなら動作するようですね。Galaxy Note10+ Dexの場合
今回GENKI Dockを試用させてもらうので一番気になっていたのは「Samsung Dexが使えるか?」という点。 Dexって結構曲者で、Samsung純正のドックとかでないと正常に表示されなかったり、相性で接続が安定しないものが結構ありました。 GENKI DockがDexに対応してくれていたら、かなりうれしいのですが果たして……
ブスッとGalaxy Note10+にケーブルを接続すると、 正常にDexが起動!!!おーこれはいいね!! Galaxy Note10+にBluetoothキーボードとマウスを接続して、マルチウィンドウを動作させている所ですが、非常に安定して動いてくれています。これはうれしいーー。写真では納めていないですが、Galaxy Note8のDexでも動作してくれました。接続時の電圧は8.69V、電流は1.12Aで約9.8W。スマホにしては十分だと思います。
コメント